2000年以前の業績

<著書>
『沖積低地の古環境学』(1994).古今書院,270ページ.

<編著書>
『新修名古屋市史・自然編』(1997).名古屋市総務局,418ページ.
『湿潤熱帯環境』(1995).(田村俊和ほかと共編),朝倉書店,257ページ.
『日本の自然 地域編—中部—』(1995).(野上道男ほかと共編),182ページ.
『日本の自然 地域編—中国・四国—』(1995).(中村和郎ほかと共編),182ページ.

<分担執筆図書>
海津正倫 (1998) 地形工学的視点から見た沖積低地.日本地形学連合編『水辺環境の保全と地形学』.(第3章 59-85pの部分を分担執筆),古今書院,186 pp.
海津正倫 (1997) ガンジスデルタの地形.貝塚爽平編 (1997)『世界の地形』.(3-2 p.108-120の部分を分担執筆)東大出版会,364 pp.
海津正倫 (1996) ベンガル低地の自然堤防.藤原健蔵編『地形学のフロンティア』(IV-3 321-342p の部分を分担執筆),大明堂,377 pp.
海津正倫 (1996) 沖積低地の発達と海岸環境の変遷.小池一之・太田陽子編『変化する日本の海岸ー最終間氷期から現在までー』(第1章1-21pの部分を分担執筆),古今書院,185 pp.
海津正倫 (1996) アジアのデルタと環境変化.重松伸司編『変容するアジアと日本』(第2章p. の部分を分担執筆)リバティー書房,240 pp.
海津正倫 (1994) バングラデシュの自然と水害.大矢雅彦編『防災と環境保全のための応用地理学』(16章248-264pを分担執筆),古今書院,339 pp.
海津正倫 (1992) 中国江南デルタの地形形成と市鎮の立地.森正夫編『江南デルタ市鎮研究』.(6章27-56pの部分を分担執筆),名古屋大学出版会,282 pp.
海津正倫 (1990) アジア南部のデルタにおける海面上昇の影響.内嶋善兵衛編『地球環境の危機』 (第II部 118-122pの部分を分担執筆),岩波書店, 280 pp.
海津正倫 (1987)日本第四紀学会編『日本第四紀地図』(段丘と低地・完新世の部分を分担編集),東京大学出版会.(東北日本・中央日本・西南日本), 200万分の1地図.
海津正倫 (1983)大矢雅彦編『地形分類の手法と展開』(第4章 地形分類図作成の手ほどきp. 37-58,第6章 沖積平野の形成史を明らかにする p. 86-101の部分を分担執筆)古今書院, 219 pp.
    
<論文>(査読あり)
     
Umitsu, M., Pramojanee, P., Ohira, A., and Kawase, K. (1999) Late Holocene Mangrove Habitat and Evolution of Coastal Lowlands in Southern Thailand. Tropics, 8 317-328.
Fujimoto, K., Miyagi, T., Murofushi, T., Mochida, Y., Umitsu, M. Adachi, H., and Promojanee, P. (1999) Mangrove Habitat Dynamics and Holocene Sea-level Change in the Southwestern Coast of Thailand. Tropics, 8, 239-255.
大平明夫・海津正倫(1999)北海道北部,大沼周辺低地における完新世の相対的海水準変動と地形発達.地理学評論,72,536-555.
海津正倫(1999)沖積層中にみられる古地震イベント堆積物,とくに津波堆積物について.第四紀研究,38,515-524.
Nelson, A. R., Ota, Y., Umitsu, M., Kashima, K. and Matsushima, Y. (1998) Seismic or hydrodynamic control of rapid late-Holocene sea-level rises in southern coastal Oregon, USA? Holocene, 8, 287-299.
Umitsu, M. (1997) Recent studies on the late Quaternary landform evolution of riverine coastal plains in Japan. Geographical Review of Japan, 69-B, 134-143.
Umitsu, M. (1997) Landforms and floods in the Ganges delta and coastal lowland of Bangladesh.Marine Geodesy, 20, 77-87.
海津正倫 (1997) ベンガル低地の自然と地形変化.TROPICS, 6, 29-42.
大平明夫・海津正倫(1996)完新世後半における北海道北部海岸低地の地形発達.地学雑誌,105,500-503.
森勇一・海津正倫・鬼頭剛・川瀬久美子(1996) 三重県桑名断層に伴う活構造についての一考察.活断層研究, 15, 17-22.
太田陽子・海津正倫(1995)アメリカ合衆国ワシントン州ナセル川河口付近における完新世堆積物の層序・年代と珪藻分析結果に基づく古地震の復元.地学雑誌, 104, 107-112.
太田陽子・A. Nelson・海津正倫・松島義章・鹿島薫(1995)アメリカ合衆国オレゴン州サウススルー低地における地形と堆積物.地学雑誌, 104, 94-106.
大平明夫・海津正倫・浜出智(1994)風蓮湖周辺地域における完新世後半の湿原の形成.第四紀研究, 33, 45-50.
Umitsu , M.(1993)Late Quaternary Sedimentary Environments and Landforms in the Ganges Delta. Sedimentary Geology , 83, 177-186.
海津正倫(1993)モンス−ンアジアの海岸地域における第四紀末期の環境変化.地形,14, 291-305.
海津正倫(1992)木曽川デルタにおける沖積層の堆積過程. 堆積研報, 36, 47-56.
Umitsu, M.(1991)Holocene sea-level changes and coastal evolution in Japan. Quaternary Research of Japan (第四紀研究), 30, 187-196.
海津正倫 (1990) 沖積低地の地形発達と泥炭地の形成. 植生史研究, 6, 3-13.
太田陽子・海津正倫・松島義章 (1990) 日本における完新世の相対的海面変化とそれに関する1980年以降の研究の展望.第四紀研究, 29-1, 31-48.
Umitsu,M. (1987) Late Quaternary Sedimentary Environment and Landform Evolution in the Bengal Lowland. Geographical Review of Japan, Vol.60 (Ser.B), 2, 164-178.
Umitsu,M. (1985) Natural levees and Landform evolution in the Bengal Lowland. Geographical Review of Japan, Vol.58 (Ser.B) No.2, 149-164.
海津正倫 (1983) 常呂川下流低地の地形発達史. 地理科学, 38-1, 1-10.
海津正倫 (1981) 日本における沖積低地の発達過程. 地理学評論, 54-3, 142-160.
海津正倫 (1979) 更新世末期以降における濃尾平野の地圭plain `発達過程. 地理学評論, 52-4, 199-208.
大矢雅彦・海津正倫 (1978) 津軽平野における扇状地の形成過程, 東北地理, 30-1, 8-14.
津正倫 (1977) メッシュマップを用いた多摩川下流域の古地理の復原. 地理学評論, 50-10, 596-606.
海津正倫 (1974) 岩木川河床より出土した埋没林とその形成環境. 第四紀研究, 13-4, 216-219.

<論文>(査読なし)
Umitsu, M.(2000) Geo-environment and effect of sea level rise in the Chao Phraya Delta. Proceedings of the International Conference on The Chao Phraya Delta: Historical Development, Dynamics and Challenges of Thailand's Rice Bowl. Kasetsart University, Thailand, vol.1, 153-158.
海津正倫・川瀬久美子(1999)タイ南部の沖積低地における沖積層とマングローブ林の発達.名古屋大学文学部研究論集(史学), 45, 163-174.
Woodroffe, C. D., Buman, M., Umitsu, M. and Kawase, K. (1999) Estuarine infill and formation of deltaic plains, Shoalhaven River. WETLAND,
海津正倫 (1997) デルタ地形と海水準変動.月刊地球, 19, 550-556.
Umitsu, M. (1997) Formation and evolution of deltas in Asia. Global Environment and Human Living, Proceedings of the Nihon University International Symposium on Global Environment and Human Living, Tokyo.
Umitsu, M. (1996) Floods and Landforms in Bangladesh. 開発・文化叢書, 名古屋大学国際開発研究科, 14, 9-32.
海津正倫 (1996)熱田台地・熱田層の形成に関する若干の問題.名古屋大学文学部研究論集, 125, 169-182.
海津正倫(1996) 青森県十三湊遺跡・福島城の研究─十三湊遺跡隠居地点及び周辺の地形と表層地質─.国立歴史民俗博物館研究報告, 64, 278-285.
Umitsu, M. (1993)Landforms and flood disaster of cyclone affected areas in Bangladesh. Geo Journal, 31-4, 339.
海津正倫 (1992)沖積層上部砂層の形成とその地域的特色. 名古屋大学文学部研究論集, 113, (史学38), 171-185.
海津正倫(1991)バングラデシュのサイクロン災害.地理,36-8, 71-78.
海津正倫 (1990) 中国江南デルタの地形形成.名古屋大学文学部研究論集,107, 史学 36, 231-245.
海津正倫 (1989) バングラデシュの自然環境と水害.地理,34-3, 56-63.
海津正倫 (1988) 濃尾平野における縄文海進以降の海水準変動と地形変化. 名古屋大学 文学部研究論集, CI, 史学, 34, 285-303.
太田陽子・松島義章・海津正倫 (1988) 日本列島の縄文海進高頂期の海岸線図について.地図,26-1, 25-29.
海津正倫 (1987) ベンガル低地における堆積環境の変遷と地形変化. Studies in socio-cultural change in rural villages in Bangladesh, No.7, 30-75, Institue for the study of Languages and cultures of Asia and Africa, Tokyo Gaikokugo Daigaku.
Umitsu,M. (1985) Regional characteristics of the landforms in the BengalLowland. Studies in socio-cultural change in rural villages in Bangladesh,No.1, 1-44, Institue for the study of Languages and cultures of Asia and Africa, Toukyo Gaikokugo Daigaku.
海津正倫 (1984) 多摩川下流低地における上部砂礫層について. 愛媛大学教育学部紀要,第III部, 第4巻, 1-12.
海津正倫 (1982) 松山市北西部における土地改変.「社会科」学研究, 第4号, 13-27.
津正倫 (1982) 愛媛県の地形地域区分. 愛媛大学地域社会総合研究所研究報告, Aシリーズ, 第18号, 5-15.
海津正倫 (1981) 日本における沖積低地の古地理. 愛媛大学教育学部紀要, 第III部, 第1巻, 39-79.
海津正倫 (1980) 中華人民共和国三江平原の地形. 愛媛大学教育学部紀要, 第II部,第12巻, 93-99.
海津正倫 (1976) サウジアラビア南西部の地形.地理, 21-4, 116-125.
海津正倫 (1972) 多摩川下流部の塩分分布. 水温の研究, 16-3, 25-32.

<その他>
Umitsu, M., Pramojanee P., Ohira, A., Kawase, K. and Fang, J.(1998)Landforms and Mangrove Habitat in the Satun Lowland, Southern Thailand. 名古屋大学加速器質量分析計業績報告(IX),
海津正倫(1998) ガンジスデルタの地形と高潮災害.(地学クラブ講演要旨), 地学雑誌, 107, 137-171.
大平明夫・海津正倫(1995)北海道北部,大沼周辺地域における完新世後半の泥炭地.名古屋大学加速器質量分析計業績報告(VI),93-98.
海津正倫・磯望・高倉洋彰(1995)東アジアと日本の遺跡をめぐる古環境—シンポジウムの主旨と経過—.第四紀研究, 33, 281-283.
大平明夫・海津正倫(1994)北海道北部における完新世後半の泥炭層の形成.名古屋大学加速器質量分析計業績報告(V),146-153.
大平明夫・海津正倫・浜出智(1993)風蓮湖周辺地域における完新世後半の古環境.名古屋大学加速器質量分析計業績報告(IV),4-10.
海津正倫(1992)濃尾平野における縄文・弥生時代の環境変化と朝日遺跡.『朝日遺跡・自然科学編』愛知県埋蔵文化財センター調査報告書, 31, 41-58.
海津正倫(1992)木曽川デルタにおける沖積層の堆積過程と地形発達.名古屋大学加速器質量分析計業績報告(III),29-36.
海津正倫 (1991) ガンジスデルタの自然と水害.地理月報, 390, 地図解説.
海津正倫 (1991) 扇状地と三角州. 三省堂高校通信, 5, 8.
海津正倫 (1991) 『沖積平野における上部砂層の特質とその形成に関する研究』, 昭和63-平成2年度文部省科学研究費補助金一般研究(C)報告書,79p.
海津正倫 (1989) バングラデシュの水害とその背景.現代社会の研究, 18, 口絵解説 
海津正倫 (1988) ベンガル低地の沖積層と14C年代.名古屋大学加速器質量分析計業績報告書(I), 7-11.
海津正倫 (1988) 濃尾平野における縄文海進最盛期頃の海水準と地形変化.『日本における沖積平野・沖積層の形成と第四紀末期の自然環境とのかかわりに関する研究』, 昭和61-62年度文部省科学研究費補助金総合研究(A)報告書,115-122.
海津正倫 (1988) 曽畑貝塚付近における地形環境の変遷.『曽畑』, 熊本県文化財調査報告,第100集,熊本県埋蔵文化財センター,251-261.
Ota,Y., Matsushima,Y. and Umitsu,M. eds.(1987) "Atlas of Late Quaternary Sea-level Records in Japan". vol.1, Japanese working Group of IGCP Project 200, 580pp.
海津正倫 (1987)フィールドノート私はこう書く—バングラデシュ—.地理, 32-8,62-65.
海津正倫 (1986) 宮前川遺跡における地形環境の変化.『宮前川遺跡』,愛媛県埋蔵文化財センター,356-363.
海津正倫 (1984) 網走川下流低地の表層堆積物. 『寒冷地における平野の特性と形成機構に関する研究報告 3 』,昭和56-58年度文部省科学研究費総合研究(A)報告書, 137-144.
海津正倫 (1983) 伊予市付近の微地形と海面変化. 愛媛の自然, 11-13.
海津正倫 (1983) 多摩川,鶴見川流域における土地改変.長沼信夫編『多摩川下流域における土地,地下水環境に関する研究』, 8-50, 東急環境浄化財団研究助成報告書, No.58.
海津正倫 (1983) 常呂川,網走川下流低地の沖積層. 『寒冷地における平野の特性と形成機構に関する研究報告2 』, 昭和57年度文部省科学研究費総合研究(A)報告書, 57-64.
海津正倫 (1983) 松山平野南西部の微地形とその形成過程. 沖積平野の地形を読む(6), 地理, 28-4, 84-87.
海津正倫 (1983) 江戸川三角州の地形と流路変遷. 沖積平野の地形を読む(5), 地理, 28-2, 122-125.
海津正倫 (1983) 石狩川の蛇行と微地形. 沖積平野の地形を読む(4), 地理, 28-1, 64- 67.
海津正倫 (1982) 新居浜平野の開析扇状地と低断層崖. 沖積平野の地形を読む(3), 地理, 27-12, 82-85.
海津正倫 (1982) 津軽平野の埋没微地形. 沖積平野の地形を読む(2), 地理, 27-11, 83-86.
海津正倫 (1982) 久慈川河口付近の地形発達. 沖積平野の地形を読む(1), 地理, 27-10, 94-97.
海津正倫 (1982) 土地分類基本調査 5万分の1『伊予三島』図幅説明書(地形). 愛媛県, 11-19, 地形分類図.
海津正倫 (1982) 網走川,常呂川下流低地の微地形とその形成過程に関する一考察. 『寒冷地における平野の特性と形成に関する研究報告』, 昭和56年度文部省科学研究費総合研究(A)報告書, 20-25.
海津正倫 (1981) 地形に関する本. 「社会科」学研究, 2, 83-84.
海津正倫 (1980) 空中写真の種類と利用. 「社会科」学研究, 1, 69-73.
海津正倫 (1982) 沖積低地の発達と地形形成環境. 地理, 25-7, 143-145.
海津正倫 (1980) 中華人民共和国三江平原における技術協力の内容. −生態環境部門-.黒龍江省農業基本技術協力団帰国報告書, 133-139.
海津正倫 (1979) 沖積平野における帯水層の形成について. 水文地図研究, 第2号,8-18.
<その他・分担執筆>
『Data Book of Sea-level Rise 2000』.National Institute for Environmental Studies, Environment Agency, Japan,128p., 2000.
海津正倫(1990) 『日本地名資料集成』.(分担執筆),『日本地名辞典』別巻,角川書店
海津正倫(1989) 『日本の国立公園』.(分担執筆) 石槌国定公園の地形地質の項,講談社,
海津正倫(1989) 『刈谷市史』.(分担執筆),
海津正倫(1988) 曽畑貝塚付近における地形環境の変遷.『曽畑』, 熊本県文化財調査報告,第100集,熊本県埋蔵文化財センター,251-261.
『日本第四紀地図』(1987) 日本第四紀学会編(分担編集),東京大学出版会.200万分の1地図(東北日本・中央日本・西南日本),段丘と低地・完新世.
海津正倫 (1986) 『地理写真集』, 自然環境編.(分担執筆) ,モンスーン気候,バングラデシュの乾季と雨季,山川出版社.
海津正倫(1986) 宮前川遺跡における地形環境の変化.『宮前川遺跡』,愛媛県埋蔵文化財センター,356-363.
海津正倫 (1985) 『世界の地理』(朝日百科),−バングラデシュ,ネパール,ブータン−. 写真解説,(分担執筆), 朝日新聞社.
海津正倫 (1984) 『世界大百科辞典』.(分担執筆),平凡社.
海津正倫(1983) 『橘町史』.(分担執筆), 第1章 自然 第3節 橘町付近の地形とその生いたち, 17-33, 山口県橘町.
海津正倫(1983)『愛媛県史』. 第14巻, 地誌I,(分担執筆), 第2章 自然環境と風土, 第1節 土地のすがた, 第4節 自然と災害, 35-93, 188-202, 愛媛県.
海津正倫(1982) 『愛媛風土記』 愛媛県の歴史と風土.(分担執筆), 愛媛県の位置と自然環境, 平野・盆地と河川, 200-202, 218-220, 創土社.
小堀巌・海津正倫 (1978) 『中東・北アフリカ年鑑—1977〜1978—』.(分担執筆),自然,131-136. 中東調査会.

HOME06 海津正倫のトップページへもどる